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    環境大臣・内閣府特命担当大臣として

    令和4年8月10日~令和5年9月13日

    令和4年8月10日 認証官任命式

    令和4年8月10日 初閣議

    令和4年8月10日 初閣議後の記念撮影
    首相公邸西階段にて

    環境大臣室にて

    1.地球環境問題に関する国際交渉・国際協力の推進

     気候変動をはじめとする地球環境問題は、一国だけ、一部の国だけで解決できることではなく、全世界で取り組まなければならない課題です。政治体制も違えば、経済状況も大きく異なる各国が、同じ方向に向かって取り組んでいくことは容易ではありません。そのために国際会議や二国間会談などを重ね、国際協力体制の構築に力を入れてまいりました。厳しい交渉の中で、合意形成の難しさを実感するのと同時に、国際協力の進展に手応えと希望も感じています。

    G20 | Indonesia Aug.2022

     2022年8月、インドネシア・バリ島において、G20環境・気候大臣会合が開催され、環境大臣としての初の国際会議出席となりました。気候変動をはじめとする環境問題への対応について、G20各国と有意義な議論が展開されました。

    令和4年8月31日  G20環境・気候大臣会合

    令和4年8月30日 インドネシア シティ・ヌルバヤ環境林業大臣と

    令和4年8月30日 インドネシア
    ルフット・ビンサル・パンジャイタン海洋・投資担当調整大臣と

    令和4年8月31日 米国 ジョン・ケリー気候問題担当大統領特使と

    COP27 | Egypt Nov.2022

     2022年11月、エジプト・シャルムエルシェイクにおいて、国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が開催されました。閣僚級セッション(会合)において、早期警戒システムの整備などが盛り込まれた日本の技術支援「ロス&ダメージ支援パッケージ」を打ち出し、各国から歓迎されました。

    令和4年11月15日 閣僚級セッションにて

    令和4年11月17日 ジャパンパビリオンでのセミナーで挨拶

    令和4年11月14日 ウクライナとの協力確認文書に署名
    ウクライナ ルスラン・ストリレツ環境保護・天然資源大臣と

    令和4年11月14日 記者会見

    COP15 | Canada Dec.2022

     2022年12月、カナダ・モントリオールにおいて、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部が開催されました。2030年までに陸と海のそれぞれ30%以上を自然環境エリアとして保全する「30by30目標」などを含む、国際的な生物多様性に向けた新たな枠組みが採択されました。

    令和4年12月16日 名古屋議定書の関連イベントにて

    令和4年12月15日 閣僚級セッションで演説

    令和4年12月16日 中国 黄潤秋生態環境部長と

    令和4年12月16日 
    ドイツ レムケ環境・自然保護・原子力安全・消費者保護大臣と

    AZEC | Tokyo Mar.2023

     アジア各国に脱炭素化を進めるため、2023年3月、東京において、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)閣僚会合を開催しました。

    令和5年3月4日 アジア・ゼロエミッション共同体閣僚会合

    令和5年3月4日 フォトセッション

    G7 | Sapporo Apr.2023

     2023年4月、札幌において、G7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、議長を務めました。G7各国大臣と議論を行い、気候変動、生物多様性、循環経済、環境汚染などに関するコミュニケ(共同声明)とその附属文書を採択しました。

    令和5年4月15日 気候・エネルギー大臣会合

    令和5年4月15日 フォトセッション

    令和5年4月15日
    米国 ジョン・ケリー気候問題担当大統領特使と

    G20 | India Jul.2023

     2023年7月、インド・チェンナイにおいて、G20環境・気候持続可能性大臣会合が開催されました。

    令和5年7月28日 G20環境・気候持続可能性大臣会合

    令和5年7月27日 インド ヤーダブ環境・森林・気候変動大臣と

    令和5年7月27日 カナダ ギルボー環境・気候変動大臣と

    令和5年7月28日
    英国 テレーズ・コフィー環境・食糧・農村地域大臣と

    日ASEAN | Lao Aug.2023

     2023年8月、ラオス・ヴィエンチャンにおいて、日ASEAN環境気候変動閣僚級対話が開催され、日ASEAN環境協力新イニシアティブ「SPACE」を発足させました。

    令和5年8月24日 日ASEAN環境大臣会合及びSPACE発足式

    令和5年8月24日
    ラオス ブンカム・ヴォーラチット 天然資源環境大臣と

    令和5年8月24日 日ASEAN環境ウィーク視察

    JCM

     二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism: JCM)は、途上国と協力して温室効果ガスの削減に取り組み、削減の成果を両国で分け合う制度です。この制度を活用し、世界全体でのカーボンニュートラルの実現に向けて、日本の優れた技術の海外展開を進めています。
     JCMパートナー国の拡大を進めるとともに、ラオス、タイ、ベトナムにおけるJCMプロジェクトを視察しました。

    令和4年11月18日 JCM覚書署名(COP27)
    PNG キレパ環境保全・気候変動大臣と

    令和5年1月16日 ラオス TSB JCM水上太陽光発電視察

    令和5年1月17日 タイ JCMフロン類回収破壊スキーム等視察

    令和5年8月25日 ベトナム JCMバクニン省廃棄物発電視察

    令和5年8月25日 ベトナム JCMバクニン省廃棄物発電視察

    2. 地域・くらしのGXの推進と「デコ活」

     2050年カーボンニュートラルに向けて脱炭素に積極的に取り組む地域を「脱炭素先行地域」として選定し、その取り組みを支援しています。2022年12月20日に第2回、2023年6月7日に第3回の脱炭素先行地域選定証授与式を行いました。

    令和4年12月20日 第2回脱炭素先行地域選定証授与式 開式挨拶

    令和5年6月7日 第3回脱炭素先行地域選定証授与式

     2022年10月28日、株式会社脱炭素化支援機構(JICN)の創立総会が開催されました。JICNは、脱炭素化に資する事業への資金供給を強化するため、令和4年に改正された地球温暖化対策推進法に基づき、設立されました。2023年8月末時点で、JICNの支援決定案件は9件となっています。
     JICNの第1号支援案件は、小規模分散型水循環システムを開発しているWOTA(株)です。2024年1月に発生した能登半島地震によって断水が発生した地域にWOTAの水循環システムが設置され、衛生環境の維持・改善に貢献しています。

    令和4年10月28日 脱炭素化支援機構創立総会

    令和5年7月3日
    小規模分散型水循環システム視察(WOTA株式会社)

    令和5年7月3日
    小規模分散型水循環システム視察(WOTA株式会社)

     2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、ライフスタイルの変革を促すため、2022年10月、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」を発足させました。
     環境省は、この国民運動が浸透・定着するよう、愛称を公募したところ、8,200のネーミング案の応募がありました。2023年7月、各世代・各界著名人による選定会議を迎賓館赤坂離宮和風別館にて開催し、白熱した議論の末、愛称が「デコ活」に決定しました。

    令和4年10月25日
    脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動 発足式

    令和4年10月25日
    脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動 発足式
    小池百合子東京都知事と

    令和5年7月13日 国民運動愛称公募選定会議

    令和5年7月13日 国民運動愛称公募選定委員
    左から、上白石萌音さん(オンライン参加)、サンドウィッチマン伊達みきおさん・富澤たけしさん、俵万智さん、小池百合子都知事、西村大臣、十倉雅和経団連会長、道場六三郎さん、高橋尚子さん、桝太一さん、足立梨花さん、田牧そらさん

    3. 自然の保護と利用の好循環

     我が国の魅力ある豊かな自然環境の保全と活用を進めるため、国立公園をはじめ全国各地を訪問し、関係者と意見交換を行いました。

    令和4年9月24日 現地の自然保護官からの説明(小笠原)

    令和4年9月24日 ウミガメ保護の取り組みを視察(小笠原)

    令和5年5月6日 まいめの池視察(乗鞍高原)

    令和5年5月7日 新穂高ロープウェイ
    しらかば平駅~西穂高口駅往復(高山)

    令和5年7月5日 岳岱視察(白神山地)

    令和5年7月5日 世界遺産センター藤里館視察(白神山地)

    令和5年1月6日 みちのく潮風トレイル視察(名取市)

    令和5年6月24日 みちのく潮風トレイル
    開通5周年プレイベント(名取市)

     国立公園利用の付加価値を高めるために、自然を体験できるアクティビティを通じて感動を提供できる宿泊施設を誘致する方針を打ち出しました。

    令和5年6月20日 国立公園利用拠点の面的魅力向上検討会

    令和5年6月20日 国立公園利用拠点の面的魅力向上検討会

    4. 良好な環境と国民の健康を守る

     海洋プラスチック問題については、2050年には、海の中のプラスチックごみの量が魚の総重量を上回るとの推計もあり、大変深刻な問題です。
     海洋プラスチックのおよそ8割が陸からの流出と言われており、当たり前ですが、ごみのポイ捨てをしない、そして、見つけたら拾う、という一人一人の行動が海洋プラスチックごみの減少につながります。
     2022年9月、横浜市で開催された「秋の海ごみゼロウィーク・キックオフイベント」に参加し、参加者の皆さんと一緒にごみ拾いを行いました。
     また、2023年5月、対馬市を訪問し、海洋ごみの現状を視察しました。

    令和4年9月17日 秋の海ごみゼロウィークキックオフイベント
    (横浜市)

    令和4年9月17日 秋の海ごみゼロウィークキックオフイベント
    (横浜市)

    令和5年5月3日 対馬クリーンセンター中部中継所視察

    令和5年5月3日 椎根海岸・小茂田浜視察(対馬市)

     気候変動の影響により、国内の熱中症死亡者数は増加傾向が続いており、今後、地球温暖化が進行すれば、極端な高温の発生リスクも増加すると見込まれ、熱中症による被害が更に拡大するおそれがあります。 こうした状況を踏まえ、熱中症対策を一層推進するための「気候変動適応法」の改正法案を国会に提出しました。衆議院及び参議院の審議を経て、成立しました。

    令和5年4月7日 衆議院環境委員会

    令和5年4月27日 参議院環境委員会

     花粉症は、多くの国民を悩ませ続けている、我が国の社会問題と言えます。この問題に対処するため、花粉症関係閣僚会議を開催し、対策の全体像を取りまとめました。

    令和5年5月30日 第2回花粉症関係閣僚会議

    5. 東日本大震災からの復興

     東日本大震災・原発事故からの復興・再生は、最重要課題です。これまでも復興副大臣等の立場で被災地を何度も訪問してまいりました。そして、環境大臣就任後も被災地に赴き、地元の方々のお話を伺い、復興への決意を胸に刻みました。
     原発事故で生じた福島県内の除去土壌等の県外最終処分に向けて、除去土壌等の減容・再生利用の必要性・安全性等に関する理解を広げる場として、全国各地で対話フォーラムを開催しました。

    令和4年10月29日
    「福島、その先の環境へ。」対話フォーラム@香川高松

    令和5年1月21日
    「福島、その先の環境へ。」対話フォーラム@新潟

    令和5年3月18日 「福島、その先の環境へ。」対話フォーラム@宮城

    令和5年8月19日 「福島、その先の環境へ。」対話フォーラム@品川

     2023年5月、除去土壌の再生利用等に関する環境省の取組に対し評価や助言等を行う目的で、国際原子力機関(IAEA)の専門家が来日。福島県訪問の後、環境省において意見交換を行いました。

    令和5年5月12日
    国際原子力機関(IAEA)の専門家等との意見交換

    令和5年5月12日
    国際原子力機関(IAEA)の専門家等と

     東京電力福島第一原子力発電所の廃炉を安全かつ着実に進めるためには、同発電所敷地内のALPS処理水を処分することが不可欠であることから、政府は、2021年4月、安全性の確保と風評対策の徹底を前提に、ALPS処理水を海洋放出する方針を決定しました。
     私は、モニタリング調整会議の議長として、2023年3月、海域環境モニタリングの強化を目的とした総合モニタリング計画の改定を行いました。
     2023年8月、処理水の海洋放出直後、同計画に基づき、環境省は福島県沖の11の地点で海水を採取し、トリチウムの濃度を分析した結果、全ての地点で検出下限未満でした。

    令和5年3月16日 モニタリング調整会議

    令和5年3月16日 モニタリング調整会議

    6. 原子力防災体制の充実・強化

     2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を契機に、原子力防災体制の充実・強化の重要性が再認識されました。内閣府特命担当大臣(原子力防災)として、関係自治体や関係省庁と緊密に連携し、地域の原子力防災体制の充実・強化を推進するとともに、原子力災害対応の実効性の向上に取り組みました。

     2022年10月、小林茂樹副大臣とともに福井県美浜地域を訪問。原子力総合防災訓練の実施に先立ち、福井県知事、美浜町長をはじめとする関係者と意見交換を行いました。また、関西電力・美浜発電所で強化された重大事故対策のほか、原子力災害時に現地対策本部を設置する美浜オフサイトセンター、健康上避難が難しい住民の方が待避する放射線防護対策施設、避難道路の整備状況など、原子力防災対策の現場を視察しました。

    令和4年10月9日 関西電力・美浜発電所視察

    令和4年10月8日 杉本達治福井県知事と

    令和4年10月9日 美浜オフサイトセンター視察

    令和4年10月9日 記者会見

     2022年11月、福井県美浜地域を対象として原子力総合防災訓練を実施しました。官邸において、岸田総理が本部長、私が副本部長を務める原子力災害対策本部会議を開催。迅速な初動体制の確立、中央と現地組織の連携による意思決定、県内外に及ぶ住民の広域避難等の訓練を実施しました。

    令和4年11月5日 原子力総合防災訓練(原子力災害対策本部会議)

    令和4年11月5日 原子力総合防災訓練(原子力災害対策本部会議)

    内閣官房副長官として
    令和元年9月11日~令和2年9月16日
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    復興を皆様の手に 復興加速化推進 日本初!空港民営化へ 新たなスマートIC設置の取り組み